ナブテスコ株式会社と協賛契約を締結しました。
この度、片山真理は、ハイヒール・プロジェクトの活動に賛同いただいたナブテスコ株式会社と協賛契約を締結しました。
at signing ceremony – High Heel Project with Nabtesco, 2022 ©Mari Katayama
(左)執行役員 住環境カンパニー副社長 高橋誠司氏 (中央)専務執行役員 住環境カンパニー社長 箱田大典氏 (右)片山真理
(左)執行役員 住環境カンパニー副社長 高橋誠司氏 (中央)専務執行役員 住環境カンパニー社長 箱田大典氏 (右)片山真理
日本の機械部品メーカーであり、産業用ロボットの関節などに使われる精密減速機や自動ドアをはじめ、鉄道・航空機・船舶向けの制御機器で国内外での高いシェアを有するナブテスコは、その中核にあるモーションコントロール技術を活かし、電子制御義足の開発を行い、人々の移動、安全をアシストしている企業でもあります。『ハイヒールと、ハイヒールを履ける義足を協力企業とともに製作し、講演会やライブショーなどのステージに立つことで、義足利用者を含む全ての人にとっての「選択の自由」「理想を抱く自由」を提示すること』を目的とするハイヒール・プロジェクトの趣旨にご賛同いただき活動を支援いただくこととなりました。
ナブテスコとの出会いは今年の1月、ハイヒール・プロジェクト再開のために片山が30年以上お世話になっている義肢製作所を訪れた時のことでした。知っているようで、知らない「電子制御の義足」。ハイヒールの着用時はもちろん、日常生活でも安心・安定して歩行を続けられる義足を探していた片山はナブテスコが開発した電子制御義足膝継手「ALLUX2」と出会いました。さまざまな種類の膝を試用した中で、「ALLUX2」が「一番自分の体に合っている」という確信を持った片山は、プロジェクト実現のために「ALLUX2」が必要だという思いを強くしていきました。ナブテスコ側もこの思いに答えて試着期間を延長し、ハイヒール・プロジェクトの歩みを支えてくださいました。こうしたご縁が、このたび「協賛契約」という形に発展しました。
今後、ナブテスコからは、「ALLUX2」をプロジェクトのために提供いただき、片山は「ハイヒール・プロジェクト」の活動を通じて、「ALLUX2」のユーザーとしての視点から得られる気づきをフィードバックしていく予定です。さらに、両者で協働しながら広報活動も展開していきます。
『自分に合った「身体」を選択すること。』
これは、プロジェクトが掲げる「選択の自由」を片山自身が獲得するために不可欠のことでした。「ALLUX2」という新たな身体を得て、片山真理と「ハイヒール・プロジェクト」は、次のステップに向けて歩き出していきます。
9月5日には東京都千代田区にあるナブテスコ本社で調印式を行っていただき、これからどのようなことができるか、期待に胸を膨らませています。
片山真理とナブテスコのこれからのコラボレーションに、ぜひご期待ください!