スペシャル・エディション作品

アーティスト片山真理による「ハイヒール・プロジェクト」は、本年より第二弾としてセルジオ ロッシが義足のためのハイヒール開発を担い、VOGUE CHANGEがメディア・コラボレーターとなり再始動しました。

再始動に際し「ハイヒール・プロジェクト」スペシャル・エディション作品の販売が決定しました。このハイヒール・プロジェクトでは、ハイヒールの完成後も全国各地の教育機関などに赴き、多様性について問うトークショーや講演活動を行うことで、未来を担う人々に新しい視点を提供することを目標のひとつに据えています。本作の売上はプロジェクトの運営・活動費として使用される予定です。

just one of those things #002 – High Heel Project 2022 special edition, 2022 ©Mari Katayama

タイトル just one of those things #002 – High Heel Project 2022 special edition

素材 Cプリント、オリジナル額

制作年 2021年

エディション [写真]オープン [額]ユニーク

サイズ H 600 x W 800 mm(image size)

価格 1,200,000円(税抜)

予約開始 2022年7月4日(月)

※完全受注制作につき、お届けまで2ヶ月ほどかかります。
ご予約は Mari Katayama Studio studio@marikatayama.com (担当:中)まで。

just one of those things #002 – High Heel Project 2022 special edition, 2022 ©Mari Katayama

スペシャルエデションとなる本作は、第2弾のハイヒール・プロジェクト再始動に際して制作された新シリーズの中の1点《just one of those things #002》です。「かかとを3回打ち鳴らすと世界中のどこへでもあっという間に連れて行ってくれる」という『オズの魔法使い』の主人公ドロシーが履いた魔法の銀の靴。セルジオ ロッシのハイヒールに触れて、この魔法の靴を思い出したという片山は、自身のセルフ・ポートレイトの上にさまざまな足やハイヒールを重ね、自らの選び取った足とハイヒールで世界中どこへでも歩いて行ける、まだ見ぬ「新しい足」にも出会うことができるかもしれない、そんな期待を込めて、本作を制作しました。オリジナル額装は、作品制作において手仕事を続けてきた片山が、写真と「私たちがいる今ここ」をつなぐ橋として制作してきたデコラティブな額のことを指します。作家自ら、自身の創作におけるアイコンでもある貝殻やスワロフスキー、パールなどで額を装飾し、同じものは二つと無い特別仕様です。

just one of those things #002 – High Heel Project 2022 special edition, 2022 ©Mari Katayama